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限定解除日記

府中試験場にて大型2輪免許を取得しました。
以下はその記録であります。

Special Thanks to Hiro.
and
限定解除ML


09/03 1発目
09/07 2発目
09/09 3発目
09/10 4発目

9/3(木) 完璧なくもり 第1回目

初めての受験者なので、適正試験を受ける。試験といっても、GSFを8の字にひきずり、GSXを引き起こすだけ。特に問題なし。スタンドがけやホーンを聴く、などはなかった。

今日は小型限定、普通、大型の順で試験を行うとのこと。待たされるのを覚悟で、他人の試験を観察する。後で自分がはまるともしらず、みんなけっこう乗れてないのね、などと思う。

待ちに待って、ようやく大型の試験開始。まず2回目以降の受験者から。5人 とも不合格。ほとんどが急制動で試験終了。不安が入道雲のように膨張してきた。こういうときに早くやりたいと思うのは、どういう心理なんだろう。

はじめて組の試験開始。初っ端の人はけっこう乗れていて、コースを間違えはしたものの急制動まで到達。すごい。僕もあのへんまでは行きたい。

そしていよいよ試験本番。自分におちつけと念じつつ、安全確認をしてから乗車。エンジンを掛け、慣熟走行に出発する。と、1回目のエンスト。え? なんだこれは。何ごともなかったかのようにエンジンをかけて再出発する。うーん。GPzとはクラッチとスロットルの感覚が全然違う。外周に出てすぐの障害物をかわして...。え? ウィンカーのスイッチがこんなにでっかいぞ。なんかふにゃふにゃしてて、しかもプッシュキャンセル式である。よけいなところに気をとられて安全確認どころじゃないぞ、これは。

急制動の直線で、3速まで入れてみる。エンジンは非常によく回る。回すと豪快にパワーが出てくる。あっというまに直線終りで、急制動のパイロンをよけるべくウィンカーを...。うまく操作できない。おちつけ、おちつけ。基本基本。えーと、ニーグリップを確認して...。あ、なんかすごいところにフレームが出てる。すごい違和感。

そうこうしてるまに、出発点に戻ってしまった。いかん。全然バイクに乗れてない...。でもここまで来たらやるしかない。

「コースだいじょぶー? そんじゃいくよー。」「はーい。」ブィーン、プスン。 またしてもエンスト。 相変わらず全然感覚がつかめない。すみやかに再始動して出発。一時停止を右に出て、左ウィンカーを出す。目視で確認して左によせて、シフトダウン。こまわりしなきゃいけないのでリアブレーキかけて...。グラグラ。もっとパワーだしとかないとだめか。ぎくしゃくしながらもなんとか一本橋の手前で停車。あせってはいけない。オチツクノダ。

心の中で気合いを入れて一本橋に突入。パワーを維持しつつ、リアブレーキで速度調整。速度調整。速度...。あ! エンジン止った!。左足といえばしっかり大地をつかんでいる...。これにて検定終了。

「はーい。スラロームだけやって戻ってね。」「はーい...。」 出発点に戻って試験官のアドバイスを聞く。「鈴鹿さーん。どうしたのー?」「はー。いやエンジンとまっちゃって...。」

この後、そんなに急がなくてもいいこと、エンストした場合でも安全確認を怠ってはいけない、などの注意を受けた。どうもメリハリを意識しすぎたらしい。

ともあれ1発目は惨敗。あそこまで乗れないとは。でも750、ネイキッド、SUZUKI。どれを取っても初めてなんだからしょーがない。次頑張ればいいっす。

初っ端のニィちゃんが「どんまい」と声を掛けてくれた。しばし話す。なんかどこかで練習してきたとのこと。いいなぁ。GSFで練習したい。

証紙を購入して次回の予約を入れる。できるだけ早く受けたかったので、9/7(月)の午前に予約をたたきこむ。絶対取ってやる。

9/7(月) 痛恨の雨 第2回目

土曜日に試験コースを使ってみっちり練習したので、多少自身がついた。あとはGSFを乗りこなせるようになれば、合格の道もひらけてくるというものである。今日は普通、小型、大型の順で検定が行われるらしい。今回は限定解除MLのHiroさんと一緒である。やはり知人がいるとだいぶ心強い。Hiroさんと走りかたについて様々な確認をする。

1時間くらい待ったであろうか。大型の検定開始。今日もなぜか3番目だ。とりあえず慣熟走行へ。今回はいくぶんリラックスして、スイッチの操作感、リアブレーキの効きぐあい、ステップの位置などを確認する。もちろん障害物もちゃんとよける。前回気になったニーグリップに対するフレームの違和感もそれほど感じない。それよりも、低速のトルクが薄いと感じたのは、やはり気のせいだったようだ。スロットルとクラッチを多少慎重に扱えば、問題なく発進できるじゃないか。初回はそうとう舞いあがっていたらしい。

試験官の合図で検定開始。慎重にクラッチを継いで発進。合図や確認は練習どおりを心がける。まずは一本橋。進入でふらつかないように、丁寧に停車。そしておもむろに突入。前回、クラッチは解放、スロットルを多めに開いて、リアブレーキだけでなんとかしようとしたわけだが、今回はそれをやめ。オーソドックスに渡ることにする。多少勢いをつけて上って、リアブレーキで速度調整。この間クラッチは切っておき、スピードが落ちたらちょっとだけパワーを足してやる。タイムは10.4秒。やっぱ中免のときに教えてもらったとおりにやればいいのだ。慣れないバイクで余計なことするとろくな目にあわない。というわけで問題なくクリア。

スラロームも特に問題なし。タイムも大丈夫でしょう(みえなかったが)。もう少しスムーズに抜けられれば...。その後波状路へ。ここまでくるのは初めてなので多少緊張するが問題なし。ちょっと速かったか。減点されたかもしれない。

続いて踏切、障害物、クランク、S字。いちおう問題なく来たつもりであるが、いろいろ減点されていたらしい。そして第2の難関、短制動。コーナーを立ちあがってから一気に3速まで入れて加速。メーターは45Km/hを指している。このままの進入速度で、一気にブレーキング。ズリズリ。リアがロックした...。ここで検定中止。「ジジジジ...。鈴鹿さーん。出発点に戻って。」

というわけで2回目は人並に短制動まで漕ぎつけた。試験官曰く、「もう少しスピードきちんと出して。ね。スピードに合ったギアを使うこと。あとステップの足の載せかたがまずいね。」短制動に関しては進入速度は予想どおり問題なし。リアブレーキを踏みすぎてるらしい。とはいえ雨が降ってるとどうもやっぱり恐い。さらに聞いてみると、実は短制動までで減点は30点を超えていたんだそうだ。でも短制動までは走らせてくれたらしい。ありがとうございます。

一緒に受験したHiroさんのほうはというと、同様に短制動で検定中止。何を注意されたか聞くと、「よくわからんわ。もっと具体的にいってもらわんと...。あー、受かる気がせんくなってきたわ。」いやいや。僕よりHiroさんのほうがずっと上手いですよ。また頑張りましょう。

証紙を購入して次回の予約を入れる。できるだけ早く受けたかったので、9/9(水)の午前に予約をたたきこむ。絶対取ってやる。

9/9(水) 快晴 第3回目

今日は余裕をもって部屋に赴く。Hiroさんはすでに来ていた。「今日は早いね。」「えへへ。今日は大丈夫っす。」

今日は初めての人が1人と少く、小型の試験もない。大型、普通の順で検定をやるそうだ。ううむ。人数の少ない方からやるのではないのか。

僕の順番は10。Hiroさんは9らしい。時間があるのでのんびりと見学する。今日は僕等の前までで既に2人も合格者がいる。やはり合格した人の走りは、どこか「合格するぜ」という雰囲気があってうまい。さすがだ。意外とチェックがあまいように感じられて、Hiroさんと顔を見合わせる。「ひょっとすると...」 まぁ、他人が合格するからって自分が合格できるわけではないので。さすがに。

先のHiroさんは残念ながら不合格。で今度は自分の番。ううん。緊張する。前回注意された左足を再確認しつつ慣熟走行。GSFにもだいぶ乗り慣れてきた。出発点に戻って検定開始。

まずは課題走行。一本橋はOK。スラロームはちょっとギクシャクしたか。ぐるっとまわって波状路。うーん。これがよく分からない。ちょーと早かったか。

踏切、クランク、S字を越えて、いよいよ短制動。フロントをメインに。リアを踏みすぎない。頭で念じていざトライ。完璧だっ。「鈴鹿さーん。出発点に戻って。」

戻って講評を聞くと、やはり左足を注意された。後から思うと結局走ってる間は忘れてしまっていた。それと波状路。やはり早すぎるらしい。MLに聞いてコツを確認しておこう。短制動は「完璧」とのこと。やったっ。苦手意識克服。

証紙を購入して次回の予約を入れる。できるだけ早く受けたかったので、翌日の午前に予約をたたきこむ。絶対取ってやる。

9/10(木) 快晴 第4回目

今日は8時25分に技能試験室に入る。もう動いてしまっている。早い...。

本日の受験者は12、3人。小型、普通、大型の順で実施された。

今日もHiroさんと一緒の受験であるが、昨日とは逆にこちらが先。「僕だけ落ちてHiroさんだけ合格したらやだなぁ。」「その逆もいややけどな。」「ははは...。」

僕の前までで合格者が2人。今日は短制動でやりなおしたり中止になる人がいない。今日も前回と違う試験官であるが、考えてみれば4回とも試験官が違う。それぞれに判定の基準や見ているポイントがだいぶ違うような気がする。などと考えているうちに、自分の番になる。

まずは一本橋。昨日注意された左足を確認。乗車姿勢や足の載せ方などはここで見ているはずなので、ちゃんとペダルの上にのせる...。あ、気がつくとタイヤ半分右に出てる!落ちるのはまずいし、仕方ないので後半ダッシュして渡る。なんと 7.4秒。後でHiroさんに聞くと「メチャ速かった」とのことだった。この瞬間ガックリきて、はやくも土曜の練習の予約のことを考えてしまった。だってこの段階で減点15点では...。

続いてのスラロームでは多少ギクシャク。いつもはもうちょっとうまく出来るのに。踏切への左折では合図のタイミングが遅れてしまった。クランクも出口でふらつきあり。あぁ、ボロボロになっていく...。ここまでいいとこなし。

とにかく短制動はキッチリきめる。昨日同様、ちゃんとできた、うん。耳を澄ましても、「ジジジ...」というスピーカのノイズが聞こえないし、特に指示もない。安全確認をしっかりしてギアを落し発進。ここから先は未だ未踏の領域だ...。

坂道発進は基本どおりに。なんとかクリア。ここからは大型ならではの長い直線を含む周回走行。合図と確認、きちんと加速して速度に合ったギアを使う、カーブ・交差点の手前ではポンピンググレーキで減速。信号は、通過時に左右の安全を確認。気がつけば出発点。はじめて完走できた。

今日の試験官は普通2輪の合格者に、「ヘルメット取って。おめでとう、合格 だよ。」と大きな声で告げていたので、合格者にはみんなそうするものだと思っ ていた。しかし僕の場合はそのような言葉はなく、「次誰? 練習走行に入ってね」というかんじで、いかにも不合格という雰囲気。まあ自分でも短制動までは今までで一番ヘタだったように思うので、合格はないな、と覚悟決めた。

ヘルメットを取って試験官の講評を聞く。「今日で何回目?」「あ、4回目です。」「どこで練習したの?」「えーと、8月の講習会と、土曜に1度来て練習しました。」「へー。講習会ってなに?」「?? いや講習会ってのは...」「ふうん。そう。おめでとう。合格。」「え? あ。はっ、はい。どうもありがとうございます(汗)」

うーん。なんで欽ちゃんみたいに、「ごうかーく!」とハッキリ言ってくれないんだろう。あぁ、でもよかった。やっととれた。

その後Hiroさんも連続して合格。やりましたね。なんか最後の方で右折しながらエンストして、それでも即座にかけなおして走ったらしい。すごいテクだ。

交付手数料分の証紙を購入し、技能試験室でひたすら待つ。免許の記載事項を確認して、また待つ。その後写真撮影。1時になったら別館にこい、とのこと。はぁ、待ちつかれたあるよ。Hiroさんと一緒に昼飯を食べに行っていろいろと話す。

時間になったので別館にいく。申請書の切れ端と古い免許を提出してしばし待つ。やたら早口のオバチャンが都内の交通規制地図の宣伝をやってくれた。あまりに早口なので半分も理解できない。

その後交付開始。受け取った免許の記載事項を確認する。特に問題なし。手にした免許には「大自二」の3文字が光る。やはりうれしい。

バイクを買ったら連絡する約束をして、Hiroさんと別れる。いろいろありがとうございました。話す人がいるだけで、だいぶ心強かったです。

結局かかった費用は、1回の検定にかかる費用3,700円 × 4回 + 交付手数料1,800円、土曜練習2,200円、その他通うためのガソリン代や食事代で、計2万円強であった。教習所に通うのと比較すればだいぶ費用を抑えることができました。

これから試験を受けようとする方へ

より効率よく免許を取得するためのコツを書きたいと思います。

練習についてですが、既に普通2輪に乗っている人は、いきなり行ってもなんとかなると思われるかもしれません。しかし現実はそんなに甘くありません。中にはホントに一発で取ってしまう人もいるようですが、それはよそで相当の練習をしてきたのでしょう。というわけで普通はどこかで練習したいと思うわけですが、鈴鹿は以下のように練習しました(府中の場合)。

・週末に実施されている講習会に参加
 警視庁が毎月第1,3日曜日に開催している講習会で、2輪指導員や白バイ隊員のみなさんが様々なアドバイスをしてくれます。バイクは持ちこみで、事前の予約は不要。雨天中止。費用は保険料(100円)がかかります。大型2輪免許の試験を受けようとしている人には実際の試験コースを使って課題走行の練習などができるのでメリットがあると思います。またバイクは買ったんだけどいまいち乗りこなせない、という人にもおすすめです。確実に技術向上が図れます。詳しい内容は限定解除ML島津さんのページにあります。

・土曜日に試験コースを使って練習
 府中は土曜日に試験コースを開放しているので、ここで自由に練習することができます。バイクは持ち込み。こちらは予約が必要で、電話でも予約できます。1時間を1時限とし1日4時限あります。費用は2000円で、他に保険料200円がかかります。講習会ではコースを自由に走行して練習、というわけにはいかないので、コースを覚えたい方はこちらで練習してみてはいかがでしょうか。大型2輪免許取得して3年以上の人が同伴であれば、大型バイクを持ちこんで練習することも可能です。

また限定解除MLによせられた、みなさんの合格体験記も非常に参考になります。


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